スリック50の新技術
新配合:ZDDP摩耗防止剤
ZDDP(ZnDTP=Zinc Dialkyldithiophosphosphate=ジアルキルジチオりん酸亜鉛)とは、摩耗防止性、耐荷重性、酸化防止性、腐食防止性の機能を有する多機能型添加剤です。
過酷な条件下で使用される作動油をはじめとした工業用潤滑油にも広く使用されており、金属加工油においては焼付防止を目的に塑性加工用油剤(冷間プレス、鍛造等に適用)に使用されています。
ZDDPの摩耗防止性・耐荷重性が、エンジン内部に「自己再生被膜」を形成。エンジンメタル部品の表面処理加工の劣化を防止し効果を補います。これにより金属同士の摩耗を防ぎ、エンジン本来の性能を発揮させることが可能です。また、酸化防止性・腐食防止性によりエンジンオイルの劣化を抑制します。
性能実証テスト

世界最大規模の標準化団体であるASTM International(米国試験材料協会:旧称 American Society for Testing and Materials)が策定する、D6079規格「HFRR(高周波往復堂リグ)試験による潤滑性評価の基準試験方法」によるテストを実施。
100%化学合成オイル単独の性能よりも摩擦抵抗を18%低減させる数値が確かめられました。このテストにより、スリック50が確かな性能を発揮することが立証されました。